改植作業も終わり次はももの摘蕾作業です。摘蕾(てきらい)とは読んで字のごとく蕾(つぼみ)を摘む作業です。
ももは枝に均等間隔で花を咲かせる蕾ができます。写真の白いふくらみが全て花を咲かせる蕾です。
赤い丸で囲った枝には果実を1個生らす予定です。そのため花も予備を考えて2つ咲かせれば充分となります。
果実を生らす予定の無いところに花を咲かせても樹に無駄な養分を使わせてしまい、本来果実に行くはずの栄養が花に行ってしまい、肝心な果実が大きく育ってくれせん。
そのためももの摘蕾作業はももの作業のなかでも最重要と言ってもいい作業なんです。
しかし…写真でもわかる通りとにかく無数に蕾ができます。
これを一つ一つ手作業で果実を生らしたい場所や個数を考えながら進めていくので、とーーーても時間がかかります。
しかも、ももは「花見をしない」と言われているため花が咲くまでに終わらせなければいけません。
近年は春先の気温が急激に上がるので開花時期も早くなっており、家族総出で作業を進めています。
摘蕾後がこちら。↓↓
花が霜で被害を受けた場合を考えて2つ蕾を残してあります。
このあと花が咲いている最中に摘花(てきばな)作業を行い、さらに花の数を2から1へと減らします。そして6月後半に樹全体を見ながら摘果(てきか)作業を行い最終的に生らせる果実の数を決めていきます。
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